【図解】ポーカーのスターティングハンド一覧。ポジション別にわかりやすく解説[テキサスホールデム]

この記事を読んでいる人は、

・ポーカーにおけるスターティングハンドってそもそも何なの？
・スターティングハンドがなかなか覚えられない…。
・スターティングハンドをマスターしてもっと勝てるようになりたい！

上記のように思っている、または悩んでいると思います。

今回はそんなあなたに「ポーカーにおけるスターティングハンド」について解説いたします。

スターティングハンドとは？

ポーカー（テキサスホールデム）において、スターティングハンドとは最初に配られる２枚のカードのことを指します。

「闇雲に全てのハンドで参加する」

これはポーカー初心者がやりがちな負けパターンの1つです。

プリフロップの参加率（VPIP）の理想は、20～25%と言われています。

初心者の方からすると「そんなに参加しないの！？」と思うでしょうが、プロでも平均するとこれくらいの参加率になるようです。

参加するハンドを絞ることで、常に勝率の高い勝負をすることができます。

また適切なスターティングハンドを覚えることで相手のハンドを予想する力がつき、有利に戦いを進めることができます。

つまりスターティングハンドを適切に選択することができるようになれば、ポーカーの勝率を大きく上げることができるのです。

スターティングハンドは169通り

ポーカーはトランプのジョーカーを抜いた52枚でプレイします。

スターティングハンドは下の図表の通り、A～2の13枚から2枚なので（13×13=）169通りです。

マーク（♤♡♢♧）まで分けて考えると、52枚から2枚を選ぶ組み合わせなので（52×51÷2=）1326通りです。

最強のスターティングハンド

ポーカーにおいて、最強のスターティングハンドはAAです。

勝率は、ヘッズアップ(1vs1)の際は85.3%。6人プレイの場合は49.2%。

ただ気を付けなければならないのは、「最強」とはいえ6人での戦いであれば2回に1回は負ける勝率です。

AAが来たからと言って絶対に勝てるわけではありませんので慎重にプレイしましょう。

最弱のスターティングハンド

最弱のスターティングハンドは、72o（マークの違う7と2。例：♧7♢2）です。

数字の小さい2と3の組み合わせなどと思いがちですが、72oはストレートもフラッシュにもなりづらいハンドであるため最弱と言われています。

ただし、ヘッズアップの場合は32oが最弱となります。
下の図表の通り、ヘッズアップの場合は「72o：34.6%」＞「32o：31.2%」です。

ポジション別スターティングハンド

ポジション別のスターティングハンドをそれぞれ図表にまとめてみました。
※このさきの図表はこれまでの図表と同様、→スーテッド（マーク・柄が同じ）、↓オフスーテッド（マーク・柄が違う）です。

ポーカーにおけるポジションについてまだ知らない方は、まずコチラをご覧ください。↓

表の見方は下記の通りです。

＜例＞QJoが配られて自分までフォールドで回ってきた場合。
UTGなら、基本フォールド。ただし24％（約4回に1回）はレイズする。
UTG＋1なら、レイズ。
SBなら、コール。ただし15%（約7回に1回）はレイズする。

オープンレイズ（自分までフォールドで回ってきた場合）

UTG

UTG+1

CO

BTN

SB

オープンレイズされた場合

UTG+1

CO

BTN

SB

BB

自分のレイズに3ベット(リレイズ)された場合

UTG

UTG+1

CO

BTN

SB

自分の3ベット(リレイズ)に4ベット(リリレイズ)された場合

UTG+1

CO

BTN

SB

BB

スターティングハンドを覚えたらその次は？

ポーカーでもっと勝てるようになろう

ポーカーの醍醐味はやはり、勝負のヒリヒリ感と勝ったときの高揚感です。

当サイトでは、ポーカー初心者のために基本知識やテクニック・戦略を解説しております。

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