この記事を読んでいる人は、
・ポーカーの暗黙のルールやマナーを知りたい。
・ライブポーカー(アミューズメントカジノ)に行く予定があるが不安だ。
・ポーカーで恥ずかしい思いをしたくない。
と思っている。悩んでいるでしょう。
今回はそんなあなたにポーカーの知らないと恥ずかしい暗黙のルール・マナーについて解説いたします。
・ポーカーの暗黙のルールやマナーが分かる。
・ライブポーカー初体験前のバイブル
・ポーカー初心者の友達にも教えてあげよう。
ポーカーの知らないと恥ずかしい暗黙のルール・マナー
ポーカーのマナー(エチケット)は、ポーカーを楽しく、公平にプレイするために非常に重要です。
- 他プレイヤーのプレイに口出ししない
- ストリングベットをしてはいけない
- スロープレイ、スローロールをしてはいけない
- プレイ中にフォールドしたハンドの内容を言ってはいけない
- ハンドを見せびらかしてはいけない
- プレイ中にスマホをいじってはいけない
- チップは20枚より多く積まないようにしよう
- 高額チップが見えるように積もう
- 自分のハンドは自分で守りましょう
- アクションは発声優先になります
- 無言で1枚のベットは高額チップでもコールになります
- ディーラーやナイスプレイに敬意を表しましょう
他プレイヤーのプレイに口出ししない
ポーカーの戦い方・戦略は自由であり尊重されなければなりません。
ある程度ポーカーを学ぶと「今のはおかしなプレイだ。」「そんなプレイはありえない。」「今のをコールするのは馬鹿げている。」と言いたくなるシーンが出てくると思います。
実際に口出ししている人を見かけたことも何度かあり、中級者が初心者に向かって口を出しているシーンがほとんどです。
私が言われたわけではありませんが、はたから見ても気分が良いものではありません。
他のプレイヤーに口出しすることは避け、自分のプレイに集中しましょう。
ストリングベットをしてはいけない
ストリングベットとは、チップを少しずつ置くベットのことです。
相手の表情を見ながら、少しずつベット額を上げていくことができるため禁止されています。
ポーカーは発声優先なので、「○○点ベット」と言ってから少しずつ置く分には問題ありません。
スローロールをしてはいけない
スローロールとは、Show Down の際にナッツであるのにも関わらず、時間をかけてハンドを捲る(ショウする、見せる)ことを指します。
ナッツ(その状況で最も強い役)であるのに、渋々見せるような行為は嫌がらせでしかありませんよね。
ちなみに似た言葉でスロープレイというものがありますが、スロープレイは戦略のひとつでもありますので禁止はされておりません。
スロープレイとスローロールは全く別の意味ですので勘違いしないようにしましょう。
プレイ中にフォールドしたハンドの内容を言ってはいけない
あなたがフォールドしたバンドの内容を言ってしまうことにより、そのときプレイ中のプレイヤーの頭の中からあなたの持っていたハンドを消すことができてしまいます。
これによりアウツの数が変わり、期待値が変わり、通るブラフも通らなくなり、というようにゲームに大きな影響を与えることになってしまいます。
ハンドを見せびらかしてはいけない
プレイ中に隣のプレイヤーなどに自分のハンドを見せることは好ましくありません。
その行為や見たプレイヤーのリアクションでハンドを推測させる可能性もあります。
またポーカーには、Show one , Show all という原則があり、一人でも他のプレイヤーにカードを見せたら全員に見る権利があります。
全員に見せてもよいと思わない限り、ハンドを見せびらかすことは避けましょう。
プレイ中にスマホを触ってはいけない
たとえ不正行為をしていなくても、不正行為をしているのではないかと疑われてしまいます。
スマホを使ってハンドの解析や、誰かと不正なやり取りができてしまうからです。
プレイに集中できず相手に無駄な時間を与えることにもなりますのでスマホを触るのはフォールドした後にしましょう。
チップは20枚より多く積まないようにしよう
これはプロポーカープレイヤーでもやっている人はいるので、禁止というわけではありませんが注意されるケースもあります。
単純に20枚以上積み上げると崩れる可能性があるからです。
また20枚ずつ積むことによってどのくらいのチップを持っているか分かりやすくするためでもあると思います。
高額チップが見えるように積むべし
それぞれのプレイヤーが持っているチップ量は、他のプレイヤーが確認できなければなりません。
高額チップをチップの山の下にしていたり、後ろに隠れていると、チップ量を誤ってしまいます。
チップ量を見誤るとプレーに大きな影響を与えます。
自分のハンドは自分で守りましょう
ポーカープレイヤーには自分のハンドを守る義務があります。
フォールドしていないのにディーラーにハンドを回収されたり、他のプレイヤーのハンドと混ざってしまったなんてことがあっても自己責任です。
どれだけ良い場面でも無効になってしまうでしょう。
以下の画像のようなカードプロテクターを使用しているプレイヤーもおり、アクセサリーとしてもカッコいいデザインや可愛いデザインもありますので1つ買ってみてはいかがでしょうか。
私の経験上では、実際に使用しているプレイヤーは約10%の割合ですので、自らの手でしっかりとカードを守る(プロテクトする)ことが出来れば良いと思います。
アクションは発声優先になる
ポーカーでのアクションは常に発声が優先です。
相手が2000点のベットをしてきたとき、あなたが「コール」と言って5000点を出しても、ディーラーは2000点のコールとしてアクションを採用します。
逆に、「レイズ5000点」と言って2000点しか出さなくても、レイズが採用され、残り3000点出さなければなりません。
これは次にご紹介する、無言でアクションをする場合に重要となるルールですのでしっかり覚えておいてください。
無言で1枚だけチップを置くと高額チップでもコールになる
先述したとおりポーカーは発声優先ですが、発声はなくてもアクションは成り立ちます。
他のプレイヤーがベットしている場合、レイズしようと思って高額チップを置いてもそれが1枚であればコールの判定になってしまいます。
誰もベットしていない場合には、全額がベット額となります。
つまり相手が2000点のベットをしてきた場合、レイズするつもりで10000点チップを1枚置いても無言であればコールのアクションとなってしまいます。
心配であれば「レイズ○○点」などと常に発声をするように心がけましょう。
ディーラーやナイスプレイには敬意を表しましょう
ディーラー交代のタイミングや他のプレイヤーがナイスプレイ、ナイスハンドだったときには「ありがとうございました。」「よろしくお願いします。」「ナイスプレイ」「ナイスハンド」といった言葉と一緒にテーブルを2回叩くことがあります。
これはライブポーカーに行くとよく見る光景です。
私が初めてライブポーカーに訪れたときは、意味が分からず、とりあえず周りに合わせて真似をして言いました。笑
テーブルを叩くことに関しては特に決まった意味やルールがあるわけではないと思いますが、私はお辞儀に近い感覚で叩いています。
強制はされませんので言葉だけでも良いですが、ゲームを進行してくれた(してくれる)ディーラーやナイスプレイ(ナイスハンド)のプレイヤーには敬意を表しましょう。
まとめ
ポーカーのマナーは、公平なゲームプレイと楽しいプレイ体験を確保するために重要です。
正しいマナーを守り、他のプレイヤーやディーラーに配慮しながら、ポーカーテーブルでの良好な雰囲気を楽しみましょう。