こんにちわ😉
ジョハリの窓はマーケティング・ブランディング・社内研修・就職活動など、様々な場面で使われています。
皆さんは自分がどう思われているか気になりませんか?
そんなときに有効なのがこのジョハリの窓です。
ジョハリの窓を使うことで自分について自分と相手の認識のズレが分かり、自己理解と相手との関係の改善が図れます。
そのことにより以下のようなメリットがあります。
ジョハリの窓を使うメリット
・自己成長ができる
・プライベートでの人間関係をより良くできる
・ビジネスでの顧客との関係をより良くできる
ジョハリの窓とは
サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を「ジョハリの窓」と呼ぶようになったのが始まりです。
この二人の名前からこの名前になりました。
これは自己理解を深めるため、お互いに円滑なコミュニケーションを取るために、企業研修などによく使われるツールです。
ただ、お互いのことをよく知っている人でないと有効な効果は得られません。
会社などで使われる場合は半年後などが有効です。
4つの窓
ジョハリの窓は、以下の4つの窓に分類されます。
開放の窓
開放の窓は、自分が考えている自分と他人から見えている自分が同じ姿の窓です。
この窓が多ければ多いほど自分と相手の自分に対する認識にずれがないという事であり、良い関係だと言えます。
反対に少ないと相手の自分に対する理解が少なく、良い関係とは言えないでしょう。
ビジネスにおいても、自社のメッセージが顧客に正しく伝わっているという事になるので開放の窓は多いほど良いです。
盲点の窓
盲点の窓は、他人は知っているが自分は知らないという窓になります。
この窓に項目が少ないと自分自身のことをあまり理解していないため、他者とのコミュニケーションが上手くとることができません。
しかし盲目の窓からは自分の思いがけない長所・短所を見つけることが出来ます。
ビジネスにおいても、顧客から思いがけない自社の魅力・弱点を指摘されて良い戦略を作るきっかけにすることが出来ます。
盲目の窓が多かったからと言って落ち込まないでください。
ジョハリの窓とは「盲目の窓を見つけるために使うツール」なのです。
秘密の窓
秘密の窓は、他人は知らないが自分は知っている窓になります。
この窓の項目が多いと、自己開示があまりできていなかったり自分自身をあまり出せていないということになります。
自分自身を表現して他者にも認識してもらい、開放の窓にしましょう。
プライベートでもビジネスでも自己開示の意識を持つことが重要です。
未知の窓
未知の窓は、自分も他人も知らない窓になります。
この窓はまだ未知のため何があるかはわかりません。
いろいろな経験を踏むことで新たに生まれるものです。
たくさん経験を積んだ後にまたこのジョハリの窓をすることによって「開放」「盲目」「秘密」のいずれかの窓として現れます。
具体的なやり方について
手順
手順
1.5人ほどの人に『個性を表す言葉』の紙を渡します。
※『個性を表す言葉』の例は下でご紹介しています。
2.自分自身に当てはまるものに丸をつけてもらいます。(自分でもあらかじめ自分についてやっておきましょう。)
3.記入してもらった紙を集め、ジョハリの窓に記入していきます。
「開放の窓」自分と他人が同じとことに丸をつけたもの
「盲目の窓」友人だけが丸をつけたもの
「秘密の窓」自分自身が丸をつけたもの
「未知の窓」誰も丸をつけなかったもの
をそれぞれ記入します。
以上が簡単ではありますが、ジョハリの窓のやり方です。
『個性を表す言葉』
人の個性を表す言葉は、学者によっていろいろ異なります。
今回紹介するものは例として扱ってください。
会社での利用、スポーツチームでの利用、様々異なると思うのでその場に応じて項目を増やしてください。
注意点:個性を表す言葉には、基本的にポジティブな言葉を入れてください。厳しい言葉をもらってショックを受けてしまう人が出てくるかもしれません。
個性を表す言葉の例
①明るい ②社交的である ③柔軟性がある ④真面目である ⑤落ち着きがある ⑥協調性がある ⑦礼儀正しい ⑧集中力がある ⑨積極性がある ⑩落ち着いている ⑪チームワークがある ⑫責任感が強い ⑬場を和ごます ⑭話し上手 ⑮企画力がある ⑯しっかりしている ⑰センスがある ⑱我慢強い ⑲悪口を言わない⑳教え上手である ㉑おもしろい ㉒行動力がある ㉓人付き合いが上手 ㉔過去にとらわれない ㉕正直者 ㉖挑戦している ㉗頼りになる ㉘リーダーシップがある㉙まじめ ㉚最後までやり抜く etc…
まとめ
ジョハリの窓を使うことによって普段見えないところが見えるようになり、チーム内での意識のズレやお互いのことをより深く知る事ができるので円滑なコミュニケーションをとる事ができるようになります。
会社などで、意識の違いや、方向性の違いなどを感じる時は、活用してみるとより、円滑に進めていけるかもしれません。自己分析にもなるので、新たな目標などが見つかるかもしれません。
個人と個人だけではなく会社と個人でも出来るものになっているので是非使ってみて下さい!👐