成功したいならギバーになれ!『GIVE&TAKE』【解説】

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こんにちは。😁

「与える人こそ成功する時代である。」

今回は『GIVE&TAKE』から、ギバーになる方法について解説していきます。

皆さんはギバーというのはご存じですか?

成功する人の多くはギバーになっています。

ギバーになるには

「相手のことを思いやり、自分の利益も追い求める!」

これが答えになります。

ギバーとは何なのか、詳しく説明していきます。

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ギバーって何?

『GIVE&TAKE』の著者アダム・グラントは、世の中には テイカー・マッチャー・ギバーの3種類 の性格があると言っています。

3種類の人間

テイカー(TAKER)

自分が多めに取る。「全部俺のもの」というジャイアンタイプ

マッチャー(MATCHER)

平等に2等分する。冷静に損得を公平に考えるタイプ。

ギバー(GIVER)

相手に多めに与える。常に他人に与え続けるお人好しタイプ。

 

ほとんどの人はこの3種類の性格を時と場合によって使い分けているのです。

例えば、普段の買い物で価格を値切る(テイカー)人も、子供といるときには自分の食べ物をあげたりしますよね。(ギバー)

著者は、仕事の時にどの性格になるかが重要だと言います。

ギバーの特徴

ギバーは他人を中心に考え、相手の求めているモノを考える特徴があります。

自分を犠牲にして、見返りは求めず他人を助けることができる人になります。

犠牲というのは、時間、スキル、経験を人に与えることであり、ギバーはこれらを当たり前に行います。

そのためギバーは人脈を広げたり、人に好かれる傾向があります、

ジャイアンみたいに「すべてモノを寄こせ」っていう人よりも、自分に対して与えてくれる人の方が付き合っていきたいですよね?

このようにギバーの性格は人を集めることができ、人脈も広げ、人望も厚い人になりやすい傾向があります。

ギバーもピンキリ

結論「仕事の時はギバーになるべき」なのです。

しかし、とりあえず自分より他人に多く与えればいいと言うわけではありません。

最も成績の良いビジネスマンはギバーですが、最も成績の悪いビジネスマンもギバーなのです。

またギバーは自分を犠牲にする性格のため、犯罪被害にも会いやすい傾向があります。

失敗するギバーにならない為に、「成功するギバーになる方法」を解説していきます。

 

成功するギバーになる方法

失敗するギバー

世の中には余裕がないのにボランティア活動に身を捧げる人がいます。

自己犠牲で他人に与える人は燃え尽きてしまい、なかなか幸せになることはできません。

このタイプのギバーは成功には近づけないため、注意しましょう。

STEP1:WIN-WINになることを考える

成功するギバーになる為には、「相手のWIN」だけでなく「自分のWIN」も考えなくてはなりません。

自己犠牲をするギバーは自分の利益より相手の利益を優先してしまうため、搾取されて上手く利用されてしまうことがあります。

利益を受け取りつつ相手にも与えることが大切になります。

成功するギバーは先に相手に与え、そのあとに自分が受け取る形をとっています。

これにより先にもらった人達から力を貸してもらい、成功する人が多くいます。

STEP2:パイを大きくすることを考える

WIN-WINになることを考えることが出来るようになったら、次にパイを大きくすることを考える必要があります。

例えば、家で友達と2人で遊んでいるときにお母さんからアメを1つもらえたとします。しかし、自分も友達の半分では物足りず、1つ食べたいです。

この場合、2等分にすると「LOSE-LOSE」ですし、どちらかが譲るとどちらかがLOSEになってしまいます。

このようなことが仕事上では必ず起こります。

この時に如何にして自分が多くもらおうか考えるのではなく、

どうすればお母さんからアメをもう一つもらうことが出来るか(母数を増やせるか)を考えるべきだという事です。

これがパイを大きくするという事です。

これを行うことにより仕事では全員が利益を出せる考えを重要とします。

そのため全員の利益が上がり、結果的に自分の利益も上がるのを理解することがギバーとして成功するためには必要不可欠になります

まとめ【重要】

これを読んで「なるほど、ギバーは得なのか!これからはギバーになろう!」と思うかもしれません。

しかし、ギバーが見返りを得るまでも時間は長いものです。

「ギバーとして行動しているのに見返りがないじゃないか!」と思ったら、それはテイカーやマッチャーの考え方です。

本当の意味でギバーになることは簡単にできることではありません。

見返りを求めず、謙虚であり、信望強い人こそがギバーになれるのであり、だからこそ成功するのです。