プラットフォーム戦略とは?

ビジネス
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こんにちは。

皆さん、プラットフォーム戦略をご存じですか?

最近ではプラットフォームという言葉がかなり普及してきていますよね。

それもそのはず。

プラットフォームとは現代を代表する大企業GAFAすべてが使っているものです。

プラットフォーム戦略は難しいものに感じるかもしれませんが、身近なものなので理解しやすいかと思います。

今回はプラットフォーム戦略について

・プラットフォームとは
・プラットフォームと戦略とは

という概念的な部分を中心に解説していきます。

どのように収益化しているかなどはこちらの記事で詳しく解説しているので是非ご覧下さい!👇

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プラットフォーム戦略とは

プラットフォームとは「システムやサービスの基盤となる土台」のことです」。

例としてはクレジットカード・YouTube・Twitter・アプリをダウンロードするときに使うAppstoreなどがプラットフォームになります。

プラットフォームを使った収益モデルであるプラットフォーム戦略は、普通のビジネスモデルとは少し違います。そこについて説明していきたいと思います。

一般的なビジネスモデル

まず一般的なモデルはこちらになります。

一般的なビジネスモデル

まず製造から始まります。次に流通させ、卸売りして最後に私たち消費者のもとに届きます。

この形は一番多い形であり、左から順に一方通行で進んでいくモデルになります。

プラットフォームのモデル

次はプラットフォームのモデルです。

プラットフォーム戦略ではこのような形になります。

プラットフォーム戦略では、「何を作って売ろうか」ではなく「どんな場所を作ろうか」が大切になります。

また顧客が2種類存在していることになり、

プラットフォーム戦略では双方の顧客を集めることが難しいと言われています。

・2種類の顧客とは?
・顧客を集める難しさとは?

1つずつ解説したいと思います。

2種類の顧客とは

先ほどのことを解説するためにYouTubeを例にして話します。

YouTubeでの2種類の顧客というのは投稿者視聴者のことを指します。

プラットフォーム戦略はこの2種類の顧客がいることによって成り立ちます。

プラットフォーム戦略の難しさ

顧客の集め方が難しいというのはどちらかの顧客が多すぎても少なすぎてもだめといううことです。これはどういうことなのか。

YouTubeでは投稿者が動画を投稿して、視聴者が見るという形になっています。

もしどちらかの顧客が少なくかったら成り立ちません。

投稿者が少なかった場合、YouTubeには動画が投稿されていない状態になります。

こうなった場合、視聴者は動画の少ないサイトなんか訪れるわけがありません。

逆に視聴者が少ない場合、動画を投稿しても誰も見てくれない状態になります。

その場合、投稿者はこのサイトで動画を投稿する気は起きないと思います。

このように、プラットフォーム戦略では同じように双方の顧客にそれぞれ違ったアプローチで獲得しなければなりません。

プラットフォームを作るうえで重要なこと

フリクションの低減

プラットフォームを成功させるには、総じて「フリクションの低減」が鍵になります。

「フリクションの低減」と言うのは簡単にいうと人々の「不満」です。

これはプラットフォームのビジネスだけではなくどのビジネスにおいても大切になっています。

フリクションとは摩擦のことを意味しており、2つの顧客の摩擦を取り除くことができたプラットフォームが成功になります。

例えば消費者が会計時に現金を使うことがめんどくさいという「フリクション」を、

お店側が大量の現金を整理しておいておくことが大変だという「フリクション」を低減するために、

現金を使わなくても会計ができるクレジットカードができました。

このような小さなフリクションをも取り除くことからプラットフォーム作りには大切になります。

クレジットカードが流行った結果、消費者はクレジットカードの使えるお店に行くようになります。

また、お店側はクレジットカードに対応したレジにすることにより、クレジットカードを使う顧客を逃がさず、獲得に繋がります。

まとめ

いかがでしたか?

プラットフォームはいつの時代も人々にとって有益なものが多くあります。

次回は、今あるプラットフォームたちはどのように課題に立ち向かったのか、

マッチメイカー(プラットフォームを作る人)はどのように顧客にアプローチしていったのか、収益がどのように出るのかを紹介したいと思います。