ダイバーシティマネジメントとは?メリット・デメリットを分かりやすく解説

ビジネス
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こんにちは。😁

皆さんは「ダイバーシティ」「ダイバーシティマネジメント」って聞いたことありましたか?

私は「ダイバーシティ」という言葉は聞いたことがあったものの、その意味は全く知りませんでした。

「ダイバーシティ」って「シリコンバレー」みたいな感じ?😅

お台場のことじゃない?😅

という予想はしていたのですが、調べたら全然違いました。笑

とても面白い内容だったので、気づいたら10個以上に記事を読み込んでインプットしていました。

今回はそれらの知識を基にダイバーシティマネジメントについて解説していこうと思います。

ダイバーシティとは、ズバリ「多様な人材を積極的に採用していく考え方」のことです。

そしてダイバーシティの考え方を用いたマネジメントを「ダイバーシティマネジメント」と言います。

ダイバーシティの考え方は以前解説した「パラレルキャリア」の考え方に似て、これまでの企業の固定観念を壊し、これからの企業の在り方を作るような楽しみになる内容だと感じました。

パラレルキャリアについての記事はこちらになります。👇

今の時代において非常に重要なことであるので、じっくり解説していきたいと思います。

先ずは目次をご覧ください!👐

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ダイバーシティマネジメントとは?

ダイバーシティとは和訳で「多様性」という意味になります。

この多様性というのは、ビジネスの場合ではバリアフリーの意味でも使われます。

ダイバーシティマネジメントは、

人種・性別・年齢・宗教・国籍など人それぞれの個性を尊重して協力しあい、ビジネスを活性化させていくことです。

このダイバーシティという考えは、元々はマイノリティ、女性差別撤廃運動から始まった考えといわれています。

現在ではマイノリティや女性差別だけでなく、多くの観点をダイバーシティとして尊重する動きがあります。

次はダイバーシティの種類をご紹介します。

表層的ダイバーシティ・深層的ダイバーシティ

ダイバーシティには、「表層的ダイバーシティ」「深層的ダイバーシティ」があります。

「表層的ダイバーシティ」は、目に見えるが自分の力で変えることができないもの、変えることが難しいものを指します。

例としては、人種・性別・年齢・身長などが該当します。

「深層的ダイバーシティ」は、目に見えないものが多く複雑なものが多い特徴があります。

例としては、知識・経験・性格・働き方・考え方などが該当します。

表層的ダイバーシティ:人種・性別・年齢・身長など
深層的ダイバーシティ:知識・経験・性格・働き方・考え方など

これを見ると、人には多くの個性がありすべてが同じ人はいないと感じます。

しかしみんな違うからこそ良いというだけではなく、良いこともあれば悪いことも勿論あります。

次は、メリット・デメリットについて話していきたいと思います。

ダイバーシティマネジメントのメリット

Wikipediaには以下のように書かれています。

多様性が企業の売り上げや発展に貢献し、競争力の源泉となるという考えに基づいている。具体的には多様性に基づくマネジメントで優位性があるとされる分野に、コスト、資源の獲得、マーケティング、創造性、問題解決、システムの柔軟性などが含まれている。また、最近では事業の成長そのものを促す機会として認識されるようになっている。

Wikipediaから引用

その中でも私は、ダイバーシティマネジメントが日本の労働人口減少や固まった知識を打開するために有効だと考えます。

そしてメリットを大きく以下の3つに分けてみました。

・人材確保ができる
・イノベーションを絶やさない
・誰でも活躍できるチャンスがある

それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

人材確保ができる

モノを作り、流通させ、販売するなど会社を経営して、お金を稼ぐにはヒトという資源が必要不可欠になります。

ヒトが少なければ経営は成り立たなくなってしまいます。

しかしダイバーシティマネジメントでは厳しい人材募集条件はありません。

ダイバーシティマネジメントによる、性別不問、国籍不問などの人材募集の条件を緩和をすれば人材不足は減少すると思います。

イノベーションを絶やさない

経営を行う時に、同じことを同じ人が続けてしていても進歩はありません。

またイノベーションが止まれば素早く流れていく時代についていくことはできず、

取り残されることになります。

ダイバーシティマネジメントでは多種多様で個性のある人が集まり、多くの考えや知識を手に入れることができるため、1つの考えで止まることはないと思われます。

これは企業を滅ぼしていく「持続的なイノベーション」だけではなく「破壊的イノベーション」も起こすためにも必要不可欠なことです。

「持続的イノベーション」「破壊的イノベーション」についてはこちらの記事で解説しています。

誰でも活躍のチャンスがある

現在では女性はまだまだ平等とは言えないのが社会の雇用体制です。

ダイバーシティマネジメントでは男女関係なく、活躍の場を設けることができます。

また障害者や高齢者の就業支援を行うことにより、さらに多くの人が活躍する場ができます。

ダイバーシティマネジメントのデメリット

日本政府は2016年8月に「競争戦略としてのダイバーシティ経営(ダイバーシティ2.0)の在り方に関する検討会」を立ち上げ、経済産業省から「ダイバーシティ2.0行動ガイドライン」概要を発表しています。

このことからわかるように、ダイバーシティマネジメントはそう簡単に出来るものではありません。

・コミュニケーションが円滑にくい
・組織の統制が取りにくい

などの様々な問題が発生してきます。

ダイバーシティマネジメントでは多種多様な人が集まり、コミュニケーションの仕方が人それぞれバラバラになるので、言語の統一が必要と思われます。

またその人に合った個々の評価をしなくてはなりません。

ダイバーシティマネジメントを行うには、しっかりとした環境を作ることが大切だと思われます。

まとめ

いかがでしたか。

ダイバーシティマネジメントまだまだ導入している企業は多くないと思います。

しかし、グローバル化が進んだり日本の人材不足が深刻化している現代では、ダイバーシティマネジメントをやらざるを得ない状況がもうそこまで出来ています。

これからの時代の変化に注目ですね。