【解説】第5水準の経営者とは?〜飛躍的に業績を伸ばす方法〜

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こんにちは。😁

「ほとんどの企業はこのやり方で努力を続ければ偉大になれる。」

前回【解説】ビジョナリーカンパニーとは?で、「飛躍的に業績を伸ばせる者は第5水準の経営者だ 」と言う話をしました。

ビジョナリーカンパニーとは何なのかまだ知らない方は、是非前の投稿を読んでみて下さい!👐

今回は第5水準の経営者を踏まえて、ビジョナリーカンパニーのように業績を飛躍的に伸ばす方法について解説していきます。

第5水準の経営者とは

結論、第5水準の経営者とは「一見、謙虚でおとなしく人前に出たがらないが、強い意志を持ち、大胆な決断をする」人のことである。

飛躍的な成果を出す経営者ほど、就任時に「彼で大丈夫か?」と心配された人たちが多いようです。

初めて読んだ時に、なぜ、飛躍的な成果を出す経営者なのに、自分について語ろうとしないのかと筆者も驚きました。

ジム・コリンズは第5水準の経営者になるまでの段階を以下のように説明しています。👇

第1水準:有能な個人

才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする。

第2水準:組織に寄与する個人

組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織の中で他の人たちと協力する。

第3水準:有能な管理者

人と資源を組織化し、決められた目標を効率的・効果的に追及する。

第4水準:有能の経営者

明確で説得力のあるビジョンへの支持と、その実現への努力を生み出し、高い水準の業績を達成するように組織に刺激を与える。

第5水準:第5水準の経営者

個人としての謙虚さと、職業人としての意志の強さと言う矛盾した性格を組み合わせ、偉大さを維持する企業を作り上げる。

 

業績を飛躍的に伸ばす方法

彼は第5水準の経営者になること以外にも、業績を飛躍的に伸ばす方法について述べているのでそのほかの方法をいくつか紹介します。

先ず人材を決めてから目標を決めるのです。「何をすべきか」で人を雇うと、目的地が変われば辞めてしまう人がいます。一方で「誰を選ぶか」から始めると、目的地の変更は簡単であり、環境が変わってもすぐに対応できるのです。

その上で、人を管理するのではなくシステムを管理するのです。人はいつか辞めてしまいます。そうするとまた新しい人を1から管理しなおさなくてはなりません。一方でシステムを管理しておけばその後誰が入ってきても困るこはありません。

そして最後に最も効果的な方法を解説します。

それはハリネズミ戦略です。

ハリネズミは鈍く短足。一方キツネは俊敏で頭が良いです。しかし、勝つのはいつもハリネズミです。
キツネはあの手この手でハリネズミを襲うが、ハリネズミは体を丸めて鋭い針を突き出すだけです。

ビジネスでも同じです。

  • 情熱を持って取り組めるもの
  • 自分が世界一になれるもの
  • 収益をもたらすもの

この3つのかけ合わせられるところをし続けるだけでいいのです。

そうすることで迷いが消え、意思決定が容易になります。

ジム・コリンズが選んだ「長年平凡な企業だったが業績を飛躍的に伸ばした企業11社」でさえも、ハリネズミの戦略を生み出すのに平均で4年もかかっています。

事業をしていく中で辛いことや、諦めたくなることは必ずあります。そんな時に現実を見ずに逃げたり、逃げなくとも楽観的になりすぎてはいけません。厳しい現実を直視し、その上で勝利を信じるのです。そうすれば必ず成功は訪れます。

劇的な転換は、ゆっくりと進む

まるで久しぶりに会ったおじいちゃんが孫の成長に驚くように、劇的な成長と言うのは当事者からすれば突然の変化ではありません。

これらのことを愚直に努力し続け、少しづつ変化を積み重ねることによって、周りの人が驚くような成長をすることが出来るのです!

流行りを取り入れるだけじゃない

最近、流行っているからという理由で取り入れると失敗してしまいます。これは、自分にとって本当に必要なのかどうかを考える必要があります。その中で、このハリネズミ戦略を取り入れることで、より良いものを取り入れることが出来ます。

本書の中に、取り残されることへの恐怖心とありますがそれは、ただ、自分が流されて流行りに乗って、それを使っている可能性があるということです。それは自分にとって有益なものなのか。ハリネズミ戦略を使うことで、本質的な部分を見抜きましょう。そうすることによって、自分自身に本当に必要なのかという部分が見えてきます。

まとめ

第5水準の経営者から、学ぶことで、飛躍的に業績を伸ばす可能性が上がります。さらに、ハリネズミ戦略を自社のオリジナルなものに作り直すことによって、会社自体の成長さらに、従業員全体の意識も非常に上がります。

ご覧いただきありがとうございました。

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